73式

妙齢専業主婦の雑記帳である。文章を書く練習のため、ほぼ毎日更新の予定。

違法ロリvs合法BBA

 法を犯していてもなお前者の圧倒的勝利である。

「はてな女子」という言葉を目にした。そういう名前のカテゴリー(?)があって、運営に「あなたは女子だ」と判定されると追加されるらしい。自ら入出を選択することは出来ないようだ。まぁ「私をはてな女子から外せ! 外さねば貴様らの娘の命はない」くらいまで言えば外してくれるだろうが。というか社会そのものから外されるだろうが。

 確か、年齢を問わず女であれば誰でも「女子」であったはずだ。十代に限らずとも女であれば「女子」である。百歳を越えていても「女子」である。死んでもなお「女子」である。でも自分の母親が「五十代女子です★」などと言い出したら私は母を羽交い絞めにしてからのアルゼンチンバックブリーカーも辞さないであろう。血を分けた肉親でさえをも人間マフラーとする七味である。

 言葉の意味はゆるやかに変化していく。古典に少し触れてみると、現代の意味とは違った言葉がちらほら出てくる。たとえば「今昔物語集」を参考に書かれた芥川龍之介の「羅生門」。ここで出てくる「蟋蟀」は「コオロギ」と読むが、古典では「キリギリス」と読むらしい。芥川がどちらを書いたかは分からない。また、「かなし」は古語では「可愛らしい」だが現在では「悲しい」。と、まるで自分の知識をひけらかすようだが、ザッとYahoo!検索しました。すみません。*1

 パソコンやスマートフォンに慣れれば慣れるほど、漢字を忘れていってしまう。「援護」を「擁護」、「私念」を「私怨」という意味で使っている人をたまに見かける。後者はただの変換ミスとも考えられるが、前者は明らかに漢字が似ているので間違えて覚えてしまっているのだと思う。「延々と」を「永遠と」と書いている人に対しては鼻フックの刑に処したいほどイライラする。ネタで書いていたとしてもだ。

 ドラマ「女王の教室」が始まったとき「女王」を「じょうおう」と読んでいる人がいるのには驚いた。私の中で「女王」は「じょおう」であり、何故そこに「う」を挟むのか全く理解出来なかったのである。「じょうおう」と発音する人がかなり多いので、どちらかが誤用ということはないのだろうが、私は頑として「じょおう」派を貫く。私は女王だ。跪いて足をお舐め!!

 はてな女子の話題から飛び飛びになって何だか要領を得ない記事になってしまったがいつものことである。確かはてな女子という言葉を見かけてから、「女子って今では女子中学生~女子大生までって印象だよなぁ」と思ったのがきっかけだった。私は二十六歳であるが、二十六歳女子、とは名乗りたくない。女友達と飲み会に行って「女子会☆彡」とふざけて称することもあるが、実際は参加者全員が「うちら女子って年じゃねーよな……」と心の中で思っている。

「はてな女児」というカテゴリーがあれば色々と面白いことが起きそうな気がするんだけどなぁ。

*1:でも何となく記憶にはあった。記憶にはあったんだよ……。