アニメじゃない! ※アニメです
テレビのアンテナをつけていないので、ニコニコ生放送はとても助かる。助かるといっても、私はあまりアニメを見る習慣がない。注意力が散漫なため、ちょっと目を離した隙に展開が分からなくなってしまったり、聞き取れない台詞があったりするとイライラしてしまうのだ。同じ理由で映画やドラマも苦手である。映像作品全般に向いていないのだろう。よっぽど原作が好きな作品でも、最後まで一気に完走できた記憶がない。
夫は結構アニメ好きな方である。DVDを買うにまでは至らないが、ニコ生一挙等があると、大して興味がないものでもタイムシフト予約している。先日、夫につきあって三本のアニメをチラ見した。以下、アニメをあまり知らない者の拙い感想。
- キルラキル
昭和の雰囲気漂う、一般層*1振り落としアニメという印象。テンションが異常に高く、展開が異常に速い。ヒロインを始め様々な登場人物の露出が激しいため、耐性がない人(つまり一般層)(この言い方は以下略)には少しキツいものがあるのではないだろうか。主人公の流子を演じる小清水亜美のイケメンボイスは必聴。マコが可愛い。皐月様が美しくかっこいい。蒲郡先輩が呂布である。うつくしすぎてあいくるしい男の脱ぎっぷりは既に少女革命ウテナで耐性がついているため、特に感想はなし。
- きんいろモザイク
まるでモザイクがかかっていない。きんいろモロダシである。男の影が全くないというほどではないが、単なる背景である。お遊戯会の配役「木」と同様の哀愁を感じる。分かりやすいキャラ配置。イギリス人のハーフがユニオンジャックのパーカーを着るという大胆な演出。当然ながら、主要人物は全員美少女である。
- 弱虫ペダル
今泉くんを一見して「あぁ、こいつがこの作品の腐女子の慰み者か……」と察する*2。鳥海浩輔がこういった軟派でない感じのキャラを演じるのは珍しく感じる。主人公にあまり弱虫精神を感じない。起用されている声優がテニスの王子様と大分かぶっているので、ファン層もダダかぶりと予想。森久保正太郎が演じる変な語尾で変な髪型の人は、その緑の長髪を切った方がもっといい記録が出るのではないだろうか。
アニメは苦手でも、好きな作品のゲームはやり込むタチなので、ボイス付きのゲームに出演している声優は大体把握している。「ガンダムとテニプリと無双とひぐらしうみねことTYPE-MOON以外の声優は分からないよ~」と思ったが、もしかしてこれ、殆んど網羅出来ているのではないだろうか……。